2012.10.21 Sunday/23:24 |
川越祭り2012 |
この土日は、埼玉県川越市の川越祭り。
江戸”天下祭”を再現した山車行事です。
小江戸川越の蔵造りの町中を曳航されます。
川越祭りは、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
まずは、昼間の風景。
明るいうちは、どことなくのんびりしたムードで始まります。
昼のきつねは、どことなくおとなしい。
ひょっとこは、釣竿に、お菓子を付けて子供を吊り上げ遊んでます。
大人も子供も長〜い綱を引いて山車を曳航します。
獅子に頭をかまれて、泣く子供もいます。
何やら、少し上を見上げて、たくらんでいる様子。
さて、夜もふけて澄んだ空に月。
いよいよ、本番です!
夜は、山車に明かりがともり、全29台の山車が、町中のあちらこちらを曳航されます。
道ですれ違う様子や交差点を、一気に曲がる様子にスケール感一杯!
最大のみどころは「曳っかわせ(ひっかわせ)」。向かい合う数台の山車が、
囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競い合い、まつり人たちは提灯を高々と振り上げ、歓声を上げる。
とくに夜の「曳っかわせ」は最高潮の盛り上がりを見せます。
闇夜に灯りがともり戦闘開始!
山車、29台が曳航され始めます。
とても全部、追っかけきれません。
写真たくさんあり過ぎるんで、ほんの一部をダイジェストで。
昼間は、おとなしかった、おかめが激しく踊ります。
おかの面は、能面に通ずるところがあって、丸くふくよかでも、怪しさを秘めます。
きつねは、闇夜に生を得たかのように妖艶に踊ります。
真面目に見ると、けっこう不気味です。
仏教で獅子は、文殊菩薩の乗り物であって、獅子の叫びが百獣をおびえさせるところから
釈迦の説法を比喩するとされます。
辻でのすれ違い!
交差点で、山車同時が対面。
まつり男たちの持つ灯りが踊ります。
山車につられて、ず〜〜〜っと歩きぱなし。
いったい何キロ歩いただろう。
お近くの人は、是非、来年見にいらしてください。
川越祭り2012
http://www.kawagoematsuri.jp/index.html