2013.05.23 Thursday/22:54 |
下町ロケット |
デジタル時代でも、やはり紙の本が好きで、月に3〜4冊くらい読みます。
”下町ロケット”
少し前にwowoでドラマ放送があって、こりゃぁーおもしろそうだ、けど原作本を
読んでから見ようと思って録画しておいてかなり経ちます。
BOOK OFFの100円コーナーで見つけて入手。
昔は、古本といえば神田まで買いに行きました、今では、近所のBOOK OFFできれいな本が
低価格で購入できます。
あらすじ
↓
東京下町にある佃製作所、小型エンジンを製作している。
父親の工場を継いだ社長の佃は、かつて宇宙科学開発センター研究員としてロケット
のエンジンに携わり、エンジン名称はセイレーン。しかしセイレーンを乗せたロケットは
エンジン燃焼不良により軌道を外れ爆破され失敗に終わる。そして責任論の中、退職
している。佃が継いだ後、優れたエンジニア佃の才能で父親時代より売上高を上げる。
ある日、ナカシマ工業から特許侵害で賠償訴訟を起こされる、大企業の訴訟を利用した
企業買収だ。
と、同時に、帝国重工では、国際競争の先端をいくロケット開発がおこなわれるがエン
ジンのキーポイントであるバルブシステム特許について佃製作所に先んじられている
ことが判明する。全て内製を掲げる帝国重工は、窮地に立たされる・・・・・。
企業買収・訴訟・大企業の原理・銀行融資・ベンチャー投資・特許申請・社長の夢
すれ違う従業員と経営者・・・・そして中小企業のプライドと品質を賭けて世界最高峰の
技術に挑む・・・。
あっというまに読破しました。
最後は、ハッピーエンドでやはり小説という感じはあるけれど、物づくり企業のポイント
をついていて面白かった。