私の住んでいるところから近く
川越に”小江戸”と呼ばれる蔵造り家が立ち並ぶ街並みがあります。
地元特産のさつまいもを利用したさまざまなお菓子や芋焼酎。
昔ながらの鋼の包丁屋、銅器鉄器屋なんてめずらしい商店もあります。
ある日、他に”小江戸”と呼ばれる地域があるのか?
と思い調べて向かったのが千葉県の佐原水郷地域です。
折りしも佐原で”さわら雛舟”開催中!
隣の神崎では、日本酒蔵元の”お蔵フェスタ”開催中!
朝早くに到着して、フェスタ指定の”田んぼ駐車場”へ車を留めます。
朝早くから、もうこんなに来てました。
画像に写っているのは全体の1/3くらい。
”さわら雛舟”は、古来から雛の衣装を着た少女らが船に乗る行事です。
水郷の農業用水通路を
お内裏様・お雛様・雅楽隊などが赤く飾った船に乗り、列をなして流れていきます。
雛船の一部です、詳しくは、雛船ホームページをご覧ください。
江戸時代頃には、まだ医学がそれほど発達していないので出産自体が危険だったし、もし生まれて
きても幼児の生存率が低かった時代ですから、健康に育っていくことについて神頼みな部分があって
雛祭りを迎えられることがとても大切だったんだと思います。
生きとし生けるものが、当たり前のように育っていく現代で、命の大切さをこうして祝う習慣は
大切にしていきたいものだと感じました。
川原の船着場にも”雛飾り”
道路に面した街並みは、こんな感じの家がずらり並びます。
通りに面した家々の前に工夫を凝らした雛飾りが置かれています。
突然、用水沿いの道に山車。
朝早く出てきたので、お腹が空いた。
水郷名物の”うなぎ”をいただきました。
私が鰻重、奥さんが今日だけ出している、蒲焼と白焼きに和菓子が付いてる”お雛セット”
みりんがきいている甘めのたれで、おいしくいただきました。
午後からは、日本酒蔵元”寺田屋本家”の”お蔵フェスタ”へ移動です。
会場内は、いろいろな種類の日本酒やどぶろくが試飲放題。
運転手の私は、飲めません・・・奥さんにたらふく飲んでいただきました。
お目当ての、”お蔵めぐり”めったに見れない仕込み現場の見学です。
蔵人さんが、詳しく説明してくれます。
ここは、お米に菌を振りかける場所です。
発酵の仕組みを教えていただきました。
発酵の温度管理、寒風とお湯で操作するそうです。
今なら顕微鏡で酵母の仕組みが科学的に容易にわかりますが、勘と経験でここまで構築された
酒造の技術は、すごい!
蔵人の息遣いの歴史が染み込んだ蔵です。
3.11震災の時も、びくともしなかったそうです!
外へ出ると寺田屋本家入り口は、すごい人の数。
道すがら、”発酵”をキーワードにしたお店が並びます。
米、酒、パン、味噌、それらを使った食品、無農薬野菜、コーヒーなどなど数え切れません。
個人的に、おししかったレンコンの丸揚げ。
それから、大豆のフリッター塩味。
帰りには、小さな愛車smartが酒・パン・野菜・お菓子・惣菜などパンパン!!!
水郷さわら雛船
http://www.suigo-sawara.ne.jp/entry-info.html?id=86502
雛船YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=zTEkDV5HDbY
地図
http://mitte-x-img.phj.jp/suigo-sawara/file/水郷佐原観光マップ2014版.pdf
水郷さわら観光
http://www.suigo-sawara.ne.jp/index.html
寺田屋本家 http://www.teradahonke.co.jp/
お蔵フェスタ http://www.teradahonke.co.jp/2015zentai-map.pdf